国士舘大学記録会
どうも、三澤です。
先日、今年最後のレースとなる国士舘大学記録会10000mWに出場しました。
結果は以下の通り。
タイムは45:57,10でした。
自身初、関東の記録会で組トップ。
大人気ないレースをしましたが、関東のレースで組1着は気分がいいですな。
PBよりも1分以上遅いタイムになりますが、
今年1年間の練習状況と、2週間前の失格からフォーム修正の過程で出た試合ということを考えると悪くないタイムが出せたかなと思います。
ラップは以下の通り。
目安としていた4:40/kmを終始切る展開で、あまりきつくもなく少し質の高いペースウォークをしているような、理想的な展開でした。
終始ある程度の余裕があり、後半の5000mの方が速いネガティブスプリットでまとめられたレースだったためペースメイクとしては合格です。(23:06,22:51)
しかし、今回もまた警告を2枚もらってしまい、失格ギリギリのレースとなってしまいました。😞😞😞
今回は膝2枚です。普段は浮きがとられがちだったのですが今回は浮きではイエローすら出されませんでした。
8000m手前で2枚目が出てしまいラストは上げきることができずに余裕を持ってゴールしてしまったので、もっと追い込めて、タイムを出せたはずという点では不完全燃焼感があります。
しかし、まずは2週間前の二の舞にならずにしっかりレースを歩き切り、ある程度の記録も残せて一安心です。
今年はあまりいいレースが出来なかった苦いシーズンでしたが、最後にいい手応えは掴むことが出来ました。
最近はフォームが乱れてきてしまっているので、これからの冬季練習で改善していき
来年は心臓に悪いレースをしないようにしていきたいと思います。
1年間応援ありがとうございました。
最後に、国士舘大学記録会の思い出フォトで締めたいと思います。
お花見隊。
自己ベスト2分半更新野郎。
恒例のチーム山形。にぎやか。
さて今年のレースも全て終わり、2週間ほど休養期間に設定しているので、今はグダグダ過ごしています。
年末年始休みに入ったらまた地道に練習を重ねていきたいと思います。
来シーズンも応援よろしくお願いいたします。
では、本日も読んで頂きありがとうございました!
東北学連記録会に出場して
どうも、三澤です。
久しぶりの投稿になります。
ここ最近は何かと慌ただしく、85円ビールを飲んで以来こちらに手を付ける余裕がありませんでした。
いらっしゃるかはわかりませんが、楽しみにしていただいていた方には申し訳ないです。
また、ぼちぼち更新していきます。
さて、昨日は仙台市で行われた東北学連記録会5000mWに出場してきました。
結果はこちら。
久々に失格になってしまいました。
失格は2011年の山口国体振りなので8年振りになります。
社会人になって以来、失格とは無縁の競技人生だったためここにきて失格になってしまい非常にやりきれない思いです。
しかし、今年はレースでもやたらロスオブコンタクトの注意や警告をもらっていたので
フォームが乱れていたことは確かです。
ゴールタイムは21:48と自己ベストを1秒更新するタイムだったのですが、レース中の動きを自分で思い返しても地面を叩くような感覚で終始歩いていたので走りに近いフォームになっていたようです。
なぜフォームを修正出来なかったのか?
心肺機能は余裕があり、21分台を久々に出せそうな展開だっただけに、欲が出てしまったのが1番の敗因だと思います。
同時に21分台のペースに対応する心肺機能はあっても現段階では21分台で歩き切れるフォームではないという現状確認ができました。
400m毎のラップ。これだけ見たら出来すぎ。
まずは地面を叩く悪い癖をなくしていけるように自分の歩きを見直し、次戦となる国士舘大学記録会10000mWでは丁寧に歩き、タイムよりもしっかりと歩き切ることを大事にしていきたいと思います。
また、今回は山形の高校三年生2人と一緒に参加しました。
東海大山形高の三浦君は21:45のスーパー自己ベスト!!
終始レース中は同じ集団で歩き、ラストは少し疲れながらも持ち前のラストスパートで念願の21分台をマークしました。
彼とは普段の練習も一緒に行うことが多く、互いに切磋琢磨してきた仲でもあるため
同じレースで自己ベストを出してくれて非常に嬉しいです。
これまでは練習の成果をなかなかレースで出力できないレースが多かったのですが、ここにきてついに自分の力を解放するような歩きを見せてくれました。
来年からは大学生として新たなステージで競技を続ける彼に今後とも期待したいと思います。
そしてもう1人、寒河江工業高の長岡君は22:30のサードベストでゴール。
今年の4月に22分台をマークして以降、安定して22:20~30のタイムでまとめる歩きが出来てきています。
彼は三浦君とは対照的に、練習以上の力をレースで出力できるタイプの選手で、今回も安定したタイムで歩いていました。
そして、今まで課題だったロスオブコンタクトの違反もあまりとられることなくフォームを改善してこれている点は非常に素晴らしいと思います。
彼も高校卒業後は自分の希望した進路に進みながら競技を続ける意向を示しているので
たっぷりある伸び代を存分に伸ばしていってもらいたいなと思います。
この高校三年生2人とは、彼らが1年生の時の夏に知り合いました。
初めは歩き方もままならない、といった彼らでしたが、持ち前の競歩に対するポテンシャルと練習に対する真面目さにより積み上げた努力の賜物としてこんなに素晴らしく頼もしい選手に成長したことはとても感慨深いものがあります。
今後は環境が変わり大変なこともあるかと思いますが、ぜひ大好きな競歩を存分に楽しんでいって、今まで同様に互いに切磋琢磨しながら成長していってほしいものです。
いやぁ〜~それにしても、、、
久々に失格すると地味に凹みますね。笑
昨日から頭の中がそればかりです。😅😅
失格慣れしてないので、こういう時のメンタルの持ち方をどなたか教えてください、、笑
次は走らず、ちゃんと歩きます。。。苦笑
さて、長くなりましたが本日も読んで頂きありがとうございました。
85円でビールを飲んだ話
どうも、三澤です。
最近はようやく仕事も落ち着き、通常通りの練習サイクルに戻りつつあります。
今日は練習会にて、大学生と3000m×3のポイント練習を行いました。
きつい練習でしたが、想定以上の内容でこなせたので大きな自信となっています。
この調子で次のメインターゲットである国士舘大学記録会の10000mWに向けて仕上げていきたいと思います。
さて、先日何気なくテレビを見ていると、
トップバリュ製品のビールが85円(税込み)というCMをしていました。
ん??85円??
思わず目と耳と鼻を疑った私は、早速
トップバリュ ビール 85円
でググりました。
すると、確かにそのような商品は存在しました。
こいつです。バーリアル
国内製造の発泡酒か、、
しかも評価がやたら高い。これは気になる。
好奇心に支配されるがままに私は、
幼少期から通い続けた「イオン山形北店」へ向かいました。
そこでついに、例のブツを発見することができました。
ばばーーん
お買い上げ。
ついでにおつまみも買いましょう。
君に決めた!!
はい、それでは早速飲んでみましょう。
実食!!!(とんねるず風に)
まずプシュッて匂いを拝見しましたが、ビールっぽい匂いがあまりしない。
いざ1口飲んでみると、やや味は薄いものの普通の発泡酒を飲んでる感覚です。
味の薄さや匂いもビールくさくないためか、飲みやすい感じがしました。
味の薄さから若干物足りなさはありますが、普通にごくごくいけます。しかし、85円というロープライスでビールを楽しめるという点では
まずまず納得なクオリティなのではないかなと思いました。
総括して、値段相応なクオリティで手軽に発泡酒が楽しめる、という感じですかね。
節約しつつビールが飲みたい方にはおすすめです。
ちなみに三澤的には発泡酒の王様は金麦、生ビールの王様はアサヒスーパードライです。
これから年末年始で飲酒機会の増えるシーズンですね。
皆様、飲みすぎには注意して楽しくお酒を楽しみましょう。
ぜひぜひ飲みのお誘いお待ちしております😎😎
では、本日も読んでいただきありがとうございました!
※未成年の飲酒は法律により禁止されています。お酒ははたちになってから。
仙台リレーマラソン
どうも、三澤です。
私事ではありますが、明日で現在の職場に勤めてちょうど1年になります。
転職して以降、あまり思うような結果が出せていない現状ではありますが、それでも今までのように競技を楽しめているので、今後とも変わらず日々前向きに取り組んでいきたいと思います。
ひとまず、次は12月に5000mWと10000mWの記録会に出場を予定しています。そこで少しでもいい記録を出すために練習していきたいと思います。
現職場2年目も、引き続き頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
さて、先日は仙台リレーマラソンに山形競歩メンバーで出場してきました。
42.195kmの距離を、6〜10人のチームで走り、タスキをつなぐ大会です。
コースは1周1.4kmの周回コースで、30周します。1人何回でも走れるので、自由に走順を決められますし、急遽変更も可能です。
今回は1人4周がノルマで、プラス1本ずつ社会人選手がつとめました。
今回は順位やタイムではなく、それぞれが楽しむことをコンセプトに大会に参加しました。
楽しむと言えば、真っ先に思い浮かぶのが仮装ラン。
今大会ではタピオカの仮装やメイド服を着たガールズチーム等、、様々な仮装ランナーがいました。
そんな我々は一部、オタクコスプレで出走。
第一走者の私は、この格好でスタートダッシュをかまし、あまりの周りの速さにやられ1本目から意識が飛びそうになりました。
スタート前のワタクシ。浮きすぎでしょ。
競歩では浮いたら失格なのでこの時点で赤3枚です。
しかし、ジーンズを履いても1km3:03で走れたあたり、レースのアドレナリンって凄まじいなあと思いました。
地味に常盤木学園の女子に負けそうになり焦ってたのは内緒。
その他には
〇走中を彷彿とさせるキャラクターや
世界的に有名な配管工など、、
統一感ゼロのコスプレを披露してきました。
さらに皆さんお気づきだろうか。
先ほど掲載した集合写真に写る
バスケットボールに。
実は、アンカーの選手が1.4kmをずっとドリブルしながら走ったのです。
当然、レース中に別なスポーツの要素を取り入れたパフォーマンスをしていたチームはありませんでした。
なかなかハイレベルなおふざけができたと思います。
ここまでは完全に遊びに行ったような感じですが、実は我々の30周の内、16周は完全に競歩をしています。
1.4kmということで、4:15~4:00切りくらいのペースでインターバルトレーニングのような要素のトレーニング代わりに出場した大会でもあったのです。
そして、インパクトを残し少しでも競歩の普及につながればなと思いました。
実際、競歩でレースをしていると、周りからの反響もなかなかでした。意外と皆さん見ているのだなあと感じて嬉しくなります。
ランニングをメインにしたメンバーも、それぞれ自分のトレーニングのためにしっかり追い込みました。
全力で遊びながらも、自分自身を高める。
仙台リレーマラソンを誰よりも実りのある一日にしたのはまさに我々なのではないでしょうか。
ちなみにトータルタイムは2時間47分33秒でした。
私のフルマラソンの自己ベストよりすこし遅いですが、半分以上が競歩であることを考えるとなかなかタイムなのではないでしょうか。
次はAll 競歩でチャレンジしたいです。
そして、たまには男女共同チームで学生サークルみたいにキャッキャウフフしながら走りたいものです。
なんちゃって。
それでは、本日も読んでいただきありがとうございました!
レース前に周りの選手がやたら強そうに見える話
どうも、三澤です。
ついに11月。今年も残すところあと2ヶ月を切りました。
来たる2020年に向けて、今年のことは今年のうちに、色々片付けていい正月を迎えたいですね。
さて、今日は私の行きつけの温泉について紹介させていただきたいと思います。
その名も、"沼木温泉 辻が花"
ばばーーん
ライトに照らされた渋めの看板。趣きがあるぜ。
こちらは山形市にある日帰り温泉で大人は1回350円で入浴できるというリーズナブルな価格設定となっております。
お湯の温度もそこまで高くないため、熱いお湯が苦手な方にはおすすめです。
また、私が最大の魅力として考えているのは、
トレーニング拠点である"あかねが丘陸上競技場"から車で約3〜5分という好立地であることです。
ハードなトレーニング後に温泉に入り疲労回復。という理想なスケジュールが組めるため、非常にありがたいです。
山形競歩の練習会もあかねが丘で開催しているため、山形競歩メンバーともたまに練習後に入りにいくことがあります。25歳にして、部活をしていた頃のようなアオハル感があっていいなあと思ったりしますが、あんまり思わない時もあります。
そんな辻が花温泉、駐車場にはいつもたくさん車が停まっています。
一見、すごく混雑しているように見えますが、いざ浴室に入ると車の数ほど人がいないことがほとんどです。
あの車達は一体なんなのだろう、、、
疑問に思う日々ですが、開けてはいけないパンドラの箱のような気がしてきたので考えるのをやめます。笑
しかし、今日はいつも通りの駐車場の状態でしたが、浴室の中にはいつも以上に人がいて大盛況でした。
こんなに人がたくさんいる辻が花は初めてで、裸の男性があんなにたくさん同じ空間にいるのを見るとなんだか圧倒されます。
レース前にアップをしてる時に同時間帯にアップしてる他の選手がみんな強そうに見える現象と似ています。
話は変わりまして、温泉の好きなところは何も考えずぼーーっとできるところですね。
無心になり、時間も気にせずに入れて
こういう時間って大事だなと感じました。
明日からもまた激務の日々なので束の間の休息、ということでいいリフレッシュになりました。
風呂上りはアイス派な私ですが、本日はこちらをチョイス。
コーヒー牛乳。
写メる前にラベルはがしちゃった(´>ω∂`)テヘペロ
てへぺろって今のJK使うんかな??
ってなわけでみなさんも辻が花ぜひ行ってみてください。
では、本日も読んでいただきありがとうございました!
高畠競歩2019~腹が減っては戦はできない~
どうも、三澤です。
昨日は全日本競歩高畠大会50kmWで
東洋大学の川野雅虎選手が日本新記録をマークして優勝し東京五輪代表に内定されました。
2着の丸尾選手も日本新記録をマークするという非常にハイレベルなレースとなり、大会の度に次々と日本記録が更新されていく昨今の日本競歩界は、本当にすごく高いレベルになっているなあと感じます。
さて、筆者も高畠競歩大会の20kmWに出場しました。
結果は1時間40分02秒と、自己記録よりも大幅に遅れ、最低限目標としていた能美競歩大会の参加標準記録(1時間40分00秒)もクリアできずに非常に悔しい内容となりました。
今回のレースの反省点として私なりに分析した点が大きく3つあります。以下に記述いたしますのでお暇な方はぜひ読んでいただき、アドバイスいただける点がありましたらぜひご指導の程よろしくお願いします🙇🙇
■練習内容に合ったペースではなかった
日本選手権標準記録の突破をめざし、最初からその最低限のペース(4:40/km)くらいで余裕を持って歩く、と決めていましたが、序盤からそのペースでも少しきつく感じていました。
昨年と比較すると今年は練習の質も量も落ちていた事実はあります。
4:40ペースでも余裕が持てない練習内容だったということになります。
20kmという決して短い距離ではないので、そこまでの練習内容を振り返り、適正なペースを決めて前半からある程度の余裕を持って歩く必要があるなと感じました。
欲張らず、淡々と刻むスタイルでレースができるようにしていきたいと思います。
■寒さ対策がおろそかだった
昨日の気象コンディションは曇り/小雨で時折晴れ間がでる、風もややあり少し寒いという天候でした。
最初はアームウォーマーと手袋を装備してレースに臨みましたが、割と序盤で不要かなと感じ、4kmあたりで手袋、6kmあたりでアームウォーマーを外しランパンランシャツの真夏スタイルになりました。
すると、アームウォーマーを外した瞬間に肌寒さを感じました。
というか、普通に寒かったです😅完全にミスったと思いました…
次第に体も温まるかなと思っていましたがすでに10月下旬の山形の気温はそんなに甘いものではありませんでした。向かい風を浴びた際に一気に寒くなるのがわかりました。
前半に少し温まったからといい安易に装備品を外してはならないなと感じました。
もう、そんなに若くはないのだから、、、🤢🤢
■ガス欠を起こした
なんだかんだで10kmを48:12で通過し、余裕はあったのでこれくらいで後半もいこう、と前向きに歩けていてさあ後半戦、、という時にじけんは起こりました。
14km過ぎからやたらと呼吸がきつくなり、股関節がしっかり動かなくなります。
おかしいな〜と感じつつも、まだキロ5分1桁くらいでは歩いていたのであまり気にしなかったのですが、
段々体にうまく力が入らなくなり、姿勢も背中が丸くなりペースがあきらかに落ちていきました。
糖質が足りなくなったようで、ガス欠を起こしていたようです。
まだ残り2周残っていた中で、もう完歩を目指すのが精一杯の状況でした。
私はスペシャルドリンクは用意していませんでした。20kmだし、要らないかなと思っていましたが、20kmも単純に1時間半以上の運動時間があるためエネルギー切れを起こしてしまう可能性はあります。
初めてレース中に空腹を感じ、何か食べたいなと思いました笑
そして、この点については2点目にも述べた寒さ対策がおろそかになり、体温を保つために無駄にエネルギーを消費していたのかなと思います、、
レース後もめまいがするなど、人間が糖質を失うとこんなにも死にかけるのか、、と恐怖を覚えました。🤯
次回からは20kmでもレース中に糖質を補給できるよう準備が必要だなと感じました。
以上、3点が今回のレースの振り返り言い訳となります。
改めて競歩の難しさ、過酷さを思い知らされたレースとなりました。
9月末から業務多忙で練習が思うようにいかないというのはありましたが、
同じフルタイム勤務、そしてそれ以上に忙しい状況下でもしっかり結果を出してきている選手の歩きを見てきたので、私も工夫をしながら頑張らないとなと思いました。
今一度、練習の仕方を見直します。
記録としても能美競歩まであと3秒というガッデム記録でしたが、いい勉強になりました。
来年はこの経験を活かして50kmに挑戦したいと思います。
苦しいレースでしたが、高畠で久々の再会だった方やはじめましてな方もいて非常に充実した時間を過ごすことができました。
皆さん今後とも仲良くしていただけますと嬉しいです🤤
なにより、多くの応援ありがとうございました。
高畠競歩に参加された皆さん、お疲れ様でした!
(写真はレース後に撮影したチーム山形競歩の集合写真になります。みんなお疲れ!)
好記録が出るタイミングとは??
どうも、三澤です。
今日はランニング、長距離の話題についてです。
昨日は各地でトラックレースが行われ、好記録が続出したようです。
特に目を引いたのが中京大記録会での立命館大学勢の好記録ラッシュ。
関東圏の大学以外でここまで1つのチームから好記録をマークする選手が多く出てくると、
どんな環境でもやり方を工夫し、各選手達の努力次第でどこまでも強くなれることを感じます。
同じ競技者として非常に刺激を受けたので、今後の立命館大学にも注目していきたいと思います。
また、山形県関連では新潟のデンカチャレンジにてNDソフトの照井選手が5000mで13:48,91の山形県新記録をマークしました。
照井選手は2週間前の日体大記録会5000mで13:53,36をマークし、12年振りに5000mの山形県記録を塗り替えたばかりだったため、
短期間でここまで好記録を連発していることに非常に驚いています。
今後もブレイクしそうな選手なのでこれからも楽しみですね。
やはり長距離種目は涼しくなってくる10月から12月の時期がトラックでの好記録が出ている印象があります。
単純に涼しく、走りやすい気象条件だけでなく、夏の暑い時期に合宿等でのトレーニングを通じて、タメを作っていた成果が出てくるためなのかなと感じます。
さて、そんな好記録や、自己新記録が出るタイミングとはどんな時なのでしょうか??
様々な考え方があると思います。
気温がちょうどよかった、風がなかった、
当日の体調がとてもよかった、
組のペースがちょうどよかった……
私は、自分の経験を踏まえてですがこのような時に好記録に繋がると考えています。
それは、「それまでの練習が出来ていて、かつレースに集中できている時」です。
私が19歳の時。9月下旬の山形県長距離記録会。
私は、5000mにエントリーしていました。
しかし、大会の日まで連日業務多忙な日々を過ごしており、短時間のjogくらいしかできておらず、おまけに勤務疲労で体が重い状態でした。
レース前の流しでも体が重く、「うわ、今日はだめだな、、」と同じ組の先輩と笑いながら話していたのを覚えています。
しかし、レースが終わってみると15分47秒と、自己ベストを更新することが出来ました。
(めちゃくちゃ苦しみましたが、、笑)
なぜ、レース前あんなに体が重たい中で自己ベストが出せたのか?
まず、思い返すと私は7月末あたりから今までよりも質の高い練習ができるようになってきました。
そして8月には5000mで人生初の15分台をマーク。ずっと目標にしてたタイムだっただけにかなり嬉しく、それ以降も積極的に練習していたのを覚えています。
9月の記録会の付近こそ練習量は落ちましたが、それまでの積み上げがあったからこそ疲労があった中でも記録会を走れたのかなと思います。
また、もう一つの要因としてレースに非常に集中できていたことが考えられます。
スタートしてから直前の疲労感でやはりきついレースだったのですが、「きついけど、前についていけるぞ?」という感覚になりました。
私はこの感覚を、「レースにハマる」と呼んでいます。
このハマる感覚になると、自然とレースに集中することが出来、終盤に苦しくなったりしても動きを崩さずに走ることができます。
逆にレースに集中できているからこそハマるというパターンもあります。
この、ハマる感覚になる時はきつい思いをしつつも好記録につながることが多く、この感覚は大事にしています。
おそらくこれはランニングだけでなく競歩にも通じることだと思っています。
まとめると…
・いい練習が継続的に出来ている
・レースにハマっている(集中できている)
以上、2点が好記録につながる要因の一部なのかなと考えています。
特に、練習の積み重ねがしっかりできていれば疲れていようがある程度の好記録は狙いやすい状態なのかなと思っています。
いわゆる、「調子がいい」時期ですね。
逆になかなか練習が思うように積めず、うまくレースでも結果が出ない時期はおそらくどれだけレースをこなしてもなかなか記録が出せないスパイラルに陥る気がします。
こちらがいわゆる「調子が悪い」時期
競技者は常にこの調子がいい時期と悪い時期の繰り返しなのかなと思います。年中絶好調な選手はなかなかいないのかなと。
だからこそ、不調でなかなかタイムがでないな、という時は一度見方を変えたり、すこし競技以外のことに取り組んでみてリフレッシュしたりという回り道も必要なのかなと感じます。
そんな私の今シーズンは不調のシーズンとなっております、、、笑 日々、試行錯誤しながらの毎日でそろそろトンネルから抜け出したいです😅
長々と書かせていただきましたが、最終的に自己ベストや好記録を出すのは陸上競技の醍醐味であると同時にとても難しいことです。
タイムにばかりとらわれていると、段々陸上がつまらなくなってしまうので時には考えを変えることも大事かなと思います。
皆さんの自己ベスト更新の手助けにはなるかどうかはわかりませんが、こういう考えもあるんだというちょっとしたヒントになれば幸いです。
やはり屋外スポーツのため、ある程度気象条件も絡んでくるとは思いますが、それを無視して記録を出してくる選手もいます。
そういう選手を、人は「強い」と呼ぶのでしょうね笑
私も強い選手になれるよう試行錯誤を続けながら頑張ります💦💦
皆さんの秋冬シーズンが好記録に恵まれた素敵なシーズンになることを祈っております☺️
それでは、本日も読んでいただきありがとうございました!