山形県高校生ウォーカー達について
お久しぶりです。ミサワです。
かなり久々にブログを書いています。
今回は皆様にお伝えしたいことがあり、ブログを書くことにしました。
突然ですが、私は現在の山形県の高校生競歩選手達の雰囲気がとても良いなと感じています。
人数は男女合わせても10名程度で多くはないのですが、彼らからは学校や性別といった垣根を越えた「絆」と、速くなりたい、強くなりたいという強い意欲を感じます。
※「絆」って書き方ちょっと厨二病臭くて恥ずかしいな……笑
「絆」という面についてより強く感じた出来事があります。
高校生のみで行われるインターハイ路線や新人戦路線の大会の時は男女混合ではなくそれぞれで5000mWの試合を行うのが一般的です。
その際に男子は女子のレースの動画をほぼ全員分撮影し、レース後に山形競歩のLINEグループで共有、
また女子も男子のレースの際は同様に動画撮影しLINEで共有といったことを我々オトナが指示するでもなく彼らが率先して行っています。
その様子を見る度に私は、「なんて互いに協力的な子達なんだ……!!」と非常に感心してしまいます。
ウチは女だし、別な学校の男子のレースなんてキョーミな〜〜い
自分さえ速くなればいい。他の学校の選手なんて知らないや。
というような考えではなく
性別、学校、競技レベル関係なく互いにリスペクトしあいながら強くなっていこう、という非常に前向きな雰囲気と彼らの「絆」を感じます。
同時に意欲的な選手が多いことを表してもいるな、と思います。
特に男子選手にはインターハイ出場を目標にしている選手が多いです。
やはり高い目標を1人が掲げることで、またほかの選手もそこに引き寄せられてくる、そして共に高い目標に向かって頑張ろうという雰囲気が生まれているのかなと感じます。
その証拠に今年の山形県高校生ウォーカーは例年に比べて5000mWの記録が平均して高くなっています。
雰囲気って、大事なんだなあ、、とひしひしと感じます。
また、選手の中には私や大学生の選手に一緒に練習をしてくれないかと依頼をしてくる選手もいて、競歩に対して非常に意欲的な印象を感じます。
あすあす三十路のおっさんですが、若者に頼りにされるのはなんだかんだで嬉しいです。
そして一緒に練習することで非常に刺激になり、私自身のモチベーションにも繋がるので彼らからの練習オファーには極力応えたいなと思っています。
そんな意欲的な彼らを見ていると、1人でも多くインターハイに進んで欲しいなと思います。
来週、インターハイの最終関門となる東北高校総体がいよいよ行われます。
会場は地元、山形県。地元開催ということで地元山形の選手に対する注目も大きいことでしょう。
尚更、地元でいいレースをして1人でも多くの選手がインターハイを決めて欲しいと切に願います。
頑張れ、山形県高校生ウォーカー