ド田舎市民ウォーカーの日常

山形を拠点に活動する社会人競歩選手の徒然

競歩における脚が抜ける症状 ①

 

どうも、三澤です。

 

皆さんは、「脚が抜ける症状」というものをご存知でしょうか。

 

簡単に言うと、ランニングをしていると脚に上手く力が入らなくなり、自分が思うように脚を動かせなくなる症状のことを指します。

 

有名な例だと、2018年の箱根駅伝駒澤大学の工藤選手がレース中にこの症状に苦しめられていたことが記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今までは普通に走れていたのに、突然脚が言う事を聞かなくなり、思ったように地面を蹴れない、押せない、接地ができない、、、

 

呼吸は余裕があるのに、脚がしっかり動かないから、体が前に進まないもどかしさで陸上を辞めたくなるくらい苦しい。そんな症状です。

 

詳しくは「脚が抜ける症状」や「ぬけぬけ病」で検索してみてください。非常に多くの情報があります。

 

 

私もそんな脚が抜ける症状に5年ほど苦しめられています。

 

脚が抜けるようになる前までは5000mを15分台で走れるレベルのランナーでしたが、脚が抜けるようになってからはいいとこ16分前半レベルになってしまいました。

 

脚が抜ける症状はランニングだけでなく、競歩にも影響を及ぼしました。

 

歩いている時でも脚にうまく力が入らなくなり、しっかりとした接地ができていない感覚になります。

 

ひどい時は競歩のフォームに反したフォームになってしまうこともあり、注意や警告をだされてしまうこともありました。

 

走る時はなんとか脚を運べばいいですが、

競歩においては失格になってしまっては元も子もありません。

 

加えて、競歩における脚が抜ける症状についてはなかなか前例がないため、インターネットで検索しても参考にできる情報がありません。

 

最初は戸惑いましたが、それでも続けていくと、この症状とうまく付き合いながら歩いていくしかないなと思えるようになりました。

 

なんとか競技を続けられ、いい練習も出来てはいますが、非常に厄介な症状です。

原因がわからない、というのがこの症状の1番いやらしいところです。どう太刀打ちすればいいのか。例えるならば、イビルジョーに龍属性が効かないくらいつらいものです。

 

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こいつがイビルジョー。めちゃくちゃ苦手。

 

 

 

……さて、少々脱線しましたが、、

 

皆さんの周りにも、競歩をしているといきなり脚がおかしくなる、という方はいらっしゃいませんか?

 

そしてそれに苦しみながら、競歩の楽しさを忘れてしまいそうになっている方はいらっしゃらないでしょうか。

 

次回の投稿では、私の経験に基づいた内容になりますが、この厄介な競歩における脚が抜ける症状について考えられる原因と対処のコツを紹介していきたいと思います。

 

同じ脚が抜ける症状に悩んでいるウォーカーの皆様、共に頑張りましょう。

 

それでは、本日も読んでいただきありがとう

ございました!